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日曜大工ファンの方向け犬小屋製作のヒント

<DIYで木工品を加工してみたい方、このページは現場サイドの職人コメントが多く含まれます>

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!!木工加工作業には安全確認をしっかりしましょう!!

■切断機械の後ろに身を置かない
■刃物の進行方向に不用意に身を置かない
■保護ツールを装備する、絡む恐れのある衣服等を排除する
■慣れない作業はしない、事前に施工方法を充分調べる
■使用しない電気工具はコンセントを抜く
■刃の交換等は必ずコンセントを抜く
■機器専用の替え刃、パーツを使用する、改造しない



■DIY向き道具、材料で犬小屋を製作するには

<犬小屋の作り方の前書きとお願い>

・犬小屋製作工房が犬小屋の作り方を説明してどうする?と思われる方も
いるかもしれません。まずDIYの概念を一般的な家庭での手作り犬小屋
とした場合、犬小屋JPでの製作物との違い(工具自体の差も)はありますので
工房としての製作物と同一にはまず製作出来ません。
そういう意味でこのページでは一般的な簡単な犬小屋を製作するという前提です。
当工房では木材はもちろん、塗料なども一般材料を使用しておらず、
構造も動力工具を使用した組み上げや下地製作、隠し金具、隠しビス、
特性ドアノブ、専用ロングビスなど一般的なパーツを使用していないため
DIYレベルとは多くの箇所が異なります。

当工房がこういったページを公開する意味は
私達は犬小屋をプロフェッショナルとして提供する事業者ですが
それ以前に常に全国にいる犬、動物の住環境を考えてのお仕事ですから
工房で納品していない小屋であろうとも、これから製作されるであろう小屋が
少なくとも愛犬を苦しめない環境になればそれは幸いな事だと思うのです。

・まず前置きとして、このページの情報はあくまで無償提供であって
内容保証はしません。なぜなら製作されるであろう犬小屋はお客様により
全く異なるものであくまで製作する上でのヒントとして公開していますので
ご理解をお願い致します

・また犬小屋を製作する素材から吟味している工房の犬小屋は
使用する材料だけでなく素材の加工時点から専用の工具、
プロ用の専用刃物、据え付けの動力機械などを使用していますので
犬小屋としての製作工程、仕上がり、内容など見えない部分も含めて
一般のDIYで製作するものと異なります。
ノウハウも大変多く蓄積していますので、それらノウハウの全ては
公開できません。その為あくまで一般の工具で一定レベルのものを
妥協出来る範囲で最善を。という趣旨である事もご理解下さい。




1・犬小屋の設計をしてみる。


犬小屋の設計

・自作ですから制約はありません。好きなように絵を書いて見て下さい。
・この時に一回絵を描いてみてから実際にこれを形にする時、
どこに入り口、どこに屋根、どこにサークルと明確に決める事が大事です。
製作を開始する前に全体のサイズも決めて材料の必要数を計算しますが、
大体の決め事をここでしないと途中で材料が足りない、
あれが足りないと何度も何度もホームセンターなどに走る事になり、
製作する時間は延びる、材料費は高くなる、やがて途中で嫌になるかもしれません。
例えば工房ではこの段階で、納品される形や使用する人間(人件費)、
出来上がりのサイズ、色、材料費、雑費まで全て十円単位まで把握します。
プロでなければそういうことはどうでも良いように思いますが
実はDIYこそこの時点で設計をしっかりして
それをしっかり形にする事に喜びを感じるものなので、
どうでもいいや.....という気持ちで始めるとなかなか成功しないものですので
是非がんばってこの時点でしっかり計画をたててみませんか?

この時点で考えたい事

→どんな犬小屋にしたいですか?
→どんな大きさにしたいですか?
→愛犬が入りますか?将来の愛犬のサイズは?
→入り口はどこに付けますか?大きさは?
→設置場所はしっかりしてる?風は?雨はきつくない?
→愛犬の性格は?
→予算はいくら?
→誰が作る?工具は?強度は?

などなど考えられる事を全て(思いつく限り)ノートに書いたら
図面を見ながら必要な材料を書き出していきます。

必要な材料をビスの1本まで書いておき、仕入れると良いでしょう。



1・犬小屋の構造を調べる


犬小屋の構造

上の画像を見ると犬小屋は四角で柱があって壁があって.....
要するにそういう事です。極端に言うと例えば上記の画像は
犬小屋JPの基本的な概念のサンプルですが、
こういう施工はまず一般的な民間用の工具では手間過ぎて
無理です。できないことは無いのですがDIYでやるとすると
それ相応の工具とテクニックと専用の部屋が無いとなかなか無理です。
四角の長い角材にまっすぐに溝を掘る...
これだけでも頭を抱える事となります。
(不可能ではないのでやろうと思えば出来るとは思いますが)

形としてこういうものだという例で見てください。
工房の場合は柱のセンターに縦にはめ込むホソ(彫った穴です)が
を工業用機械で施工し、そこに厚い壁や床板をはめこみます。
この柱は超ロングビスなどで締め付け、実は見えない場所で
耐震金具も付けられる事が多く、いわゆる通常のDIYでは
到達しがたいような強度、ねじれ強度を出しています。
壁、床板は凹凸ではまっているので全体が1枚の板のような状態なので
強靭な箱になっています。これをDIYで出来るだけ近づくにはどうするか?

まず同じ構造をDIYで行うには大変な労力と時間を要するので
これは諦めてもらい、これに近い強度を出す方法を。
まず柱、枠を組み付ける時に釘は使用しないこと。
釘は一定の長さ、太さがないと抜けてきますから犬小屋の柱には
あまりお奨めしません。出来れば極太のボルトナットか特注ビスが良いですが
民間ではなかなか手に入らないですし民間用のドライバーや
電動ドライバー(1万〜3万程度)では100ミリを超えるときつい場面も多くなります。
そこで、柱、枠組みをする時には、出来るだけホームセンターで
長いビスを購入し、下穴を開ける下穴ビットを購入。
下穴を開けると開けすぎると引張りが弱くなるのですが
それなりにしておくとビスのねじこみが楽になります。

自分で締め付けられる、自分の電動工具でねじ込めるビスを購入します。
プロ用のインパクトドライバーがある方は(4万〜6万程度)150ミリのビスも
いけると思います。但し120を超えてくると大工職人や現場経験がないと
まともに施工するのは大変困難で、特にビットの先をアマチュアの方は
指に突き刺す事故が多く聞かれます。
刃物、ビットなどは熟練した職人でないと大変危険ですから
特にロングビス=工具を買えば誰でも施工できるという事では無いですので
事故には十分に気を付けて下さい。ビスは長くなればなるほど
打ち込み時にセンターにしっかりビットを当ててしっかり固定して打ち込む
必要があります。危険ですので無理だと思ったら
無理をしないで下さい。



1・犬小屋のノウハウ


・犬小屋を多く製作しますと届けた先からの声などから
どんどんと改善点がわかってきます。その為に独自のノウハウが蓄積されます。
実際のプロ製作の犬小屋の場合ノウハウは見えない場所に
多く存在します。(製造工程や壁中の補強など)
プロとしてのノウハウはDIYとして見た場合は
レベルが余りに高すぎるため専用工具、専用のカッターを使用している工房との
環境が異なるのであまり記載しても意味が無いので省き、
基本的なノウハウを記載してみます。すぐに対策出きるものが多いと思います。

■犬小屋の設置状態を極力水平状態にする事(微調整出来るように)
■犬小屋の床を水平に作る(全ての動物は傾いた環境では病気の原因にも)
■合板、輸入材などを使用しない(工業ボンド、殺虫剤などの添加物が健康を害します)
■屋根には適切な勾配を付けて雨を流す(入り口から左右か後ろに流す)
■超大型の場合はトイを設置しても良い
■ビス、釘は隠す(怪我、時に死亡事故に繋がります)
■設置場所が暗い、湿気が多い場合は明かり窓を設置する
■餌をこぼす場合は、餌容器置き場と室内に仕切りを設置する
■厚い地域の場合は入り口の対角線上に空気出入り窓を設置する
■内装に科学塗料を使わない(健康塗料と書かれた合成塗料も無害では無いです)
■外装も同様、完全乾燥するまで愛犬を入れない
■屋根には防水処置を施す
■台風などの直撃のある地方では対策を施す
■床板などを凹凸施工出来ない場合は強度補助をする
■無塗装の場合は底から湿気、雨が当たらないように対策を施す

→犬小屋作りにはこちらの強度についてのページも参考に
犬小屋の質問回答ページも参考に
不明な点やその他見積もりなどはこちらに

その他おまけ〔犬小屋JPの工房現場から色々お見せします〕

■どうやって部材をカットしているのか?
■細かいカット以前の直線、削りはどうなっているか?

などなど気になる点を工作好きな貴方にお見せします。
なかなかプロの現場は秘密も多く見る機会も少ないようです。

アマチュア機材の中にも似たものがありますが基本的に丸ノコなどで細工するのは
ある程度のサイズ、部材にカットしてからの事です。

犬小屋の木の切断

上の画像はオビノコと読んでいるもので、200Vで駆動する大型据え置き機械です。
画像のようにヒノキの「幅」をますっぐ切る場合に使用します。
この機械はプロ用なので細いものでも家の柱でも幅を決めて切っていけます。
犬小屋JPの工場は元は在来建築工場ですのでその機械がそのまま継承されています。

このような作業を必要とする場面は、長さが長く幅が狭いものがいくつも必要な場合など
自分が欲しい「幅」で大体真っ直ぐ切る時に使用します。
ただ、数メートルの鋸が高速で回転している機械なのでアマチュアの方には
危険で使用する事は出来ません。ルールを守らないと大変危険です。
人間の指などは即座に落ちてしまいます。

ですのでDIYでこのような作業が必要な場合は、丸ノコで作業されるほうが無難です。
縦切りは特に危険な気がします。犬小屋を作る部材で丸ノコの刃より厚いものはなかなか無いですが
丸ノコで賄えないものは手で縦切りのノコで作業出来ます。

犬小屋の木の直線の出し方
上のように長く切ったものは歪みが出ています。丸ノコで切ってもです。
木に線を引いて丸ノコで切断した場合プロはある程度の精度まで切れますが
それでも本当の直線、直角が欲しい場合は上のような動力(200V駆動)の
回転盤に流します。これは直角に置かれた定規にそって部材を流すと
回転している刃で木の角度を出す機械です。
どうやったら工房のような直線がでるのですか?という質問が以前ありましたが
基本的に木材の場合は必要箇所に応じた施工をするかしないかなので
こういった特殊な機械を使っている箇所も多数あります。

この機械に関しては安全対策をすればアマチュアの方でも危険度は低いかもしれないです。
100Vで駆動する同じ機械が出ていますのでDIYで犬小屋等をされる方は
一台あると仕上がりが大変良くなります。犬小屋JPでは主要機械は動力駆動なので
100Vの機械は小型の機械だけです。
動力の魅力はとにかく馬力があるので美しく快適に作業出来る点です。
昔は大工工房にも良く見られましたが今では大工さんが減って工場が減り、
名機と呼ばれる機械も貴重になってきました。
ちなみに犬小屋JPでは西野というメーカーの動力機械を使用していますが
西野は業界では知る人ぞ知るメーカー。このメーカーの凄さは
数十年前の機械であっても最新の機械であってもパーツ保有している点。
何度か西野の方とお話しましたが、私たち職人の意向を大変理解しており、
素晴らしいメーカーです。機会あれば是非一度使用してみて下さい。
私は先代から受け継いだ西野機械ですが本当に使いやすく精度も素晴らしいです。

また余談ですがこういう機械はメンテナンスがいるのですが
専用のメンテナンス会社にも見てもらっています。そういう点で犬小屋といっても
それを作り出すには多くの人や機械が関わっていると言えますね

犬小屋の設計施工
上は削りの動力機械稼動中画像です。「一定の決められた厚みに削る」という役目です。
私たちのようなオーダーものでプロとしての納品を行う時にこの部分が大事かなと思います。
「一定の厚みでXXXメートル必要」が難なく出来ないと犬小屋の仕上がりに影響します。
犬小屋JPの場合は、植物塗料を仕込むのでこの後に研磨しなければいけませんので
基本的にこの状態が仕上がりではないのですが組み付けの為の仕込みを入れる時に、
全体が真っ直ぐで全体が決まった寸法で上がってきてないと最終的なものが
とんでもないものになります。

この基本的な部材の仕込が結構DIYでも仕上がりに影響しますので
この工程を鉋、電気鉋でやっている方が次のステップに行きたいな?と思ったら
100V用の似た機械が出ています。馬力は無いのですが小さい部材なら問題ないですので
購入を検討されるのも一つの手です。
小型の機械は馬力が無い、送りが早い遅い、微調整が悪い精度が低いなど
メーカーによって問題点もありますがDIYによっては大型の部材を扱わない事も多いはず。
小型の部材であれば充分使える事と思います。

ちなみに私もこの大型の据え置き以外に、100Vの移動可能な卓上も持っています。
昔に建築現場で使えるように保有したものです。
便利な点は移動できるのでどこでも使えますね。精度は悪いですが
使用目的は充分果たせました。今は目下200V使用となっています。
犬小屋JPで作る飼育ケージや犬小屋はほとんど例外なくこの動力によって
原材料を加工しています。この部分は自動送りなので大変便利です。
もちろん微調整も可能、送り速度も変更出来ます。西野製品です。
小型機械は日立、リョービなどであった気がします。
余談ですが私は小型機械は日立が好みです。


このページはDIY製作をしたい方への雑学情報提供ページです。追加して欲しい内容など有りましたらご一報下さい。


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